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逗子ストーカー:居場所の特定方法などをサイトで質問
神奈川県逗子市で元教員の小堤英統(こづつみ・ひでと)容疑者(40)が以前交際していたフリーデザイナーの三好梨絵(りえ)さん(33)を殺害し自殺したとみられる事件で、インターネットの質問サイト「Yahoo! 知恵袋」に直前までの約1年半、事件に向けた準備をうかがわせ予告するような質問が多数投稿されていた。県警逗子署は内容や時期から小堤容疑者が投稿したとみており、事件に至る経緯解明の糸口として押収したパソコンの分析を進めている。
投稿は、三好さんの名前の一部が入ったものなど少なくとも4種類のIDで計436件あった。うち削除されていない259件は昨年5月7日以降、事件の2日前の今月4日までに書き込まれた。事件に関係のない質問もあるが、小堤容疑者が脅迫容疑で逮捕された昨年6月1日から、執行猶予付き判決を受けた同9月20日までは投稿がなかった。
当初は人捜し方法を尋ねる質問が目立つ。昨年5月に「探偵業の方は、携帯などからターゲットの居場所を特定する際、どのような手段を活用しているのか」と投稿され、同10月には「お世話になった方を捜しています。引っ越した為(ため)、市町村名まで分かっているのですが、番地以下の住所が分かりません」と書き込まれた。
昨秋以降は、刑法など法律的な手続きに関する質問や事件を予告するような内容が増える。昨年10月には「どれくらいの状態を心神喪失または心神耗弱とするのですか」と質問。12月には「殺人事件を犯した犯人が逮捕される前に自殺してしまった場合、その後の事件の処理はどうなるのですか?」と投稿し、読んだ人が「容疑者死亡で不起訴になる」と回答した。一方で「付き合っていた恋人との別れが原因でうつ病が悪化し、自殺未遂をして入院となり、仕事も退職に追い込まれました」(同10月)との書き込みもあった。
今月4日には「包丁の切れが悪くて困っています。包丁ってホームセンターに行けば売っていますか?」との質問が掲載された。
小堤容疑者は今年3月下旬から三好さんに対し、「別の男と結婚するのは契約不履行。慰謝料を払え」などのメールを約20日間で1089通送信。三好さんは自宅で今月6日、背中や首などを多数回刺されて死亡し、近くに血の付いた包丁が落ちていた。【山下俊輔】
{毎日新聞 2012年11月12日 23時43分(最終更新 11月12日 23時57分)付けより引用}
皆さんは99年に起こった埼玉県桶川市で起こったストーカー殺人事件を覚えているであろうか?あの時の事件の教訓が生かされないまま、またしてもストーカーによる完全犯罪が成立してしまった。
だが今回はこの事件を深く掘り下げることを目的としてこの記事を引用したのではない。というのも今回はネット社会の恐ろしさを書こうとしているからである。
引用したニュースで容疑者はネットで被害者に何度も嫌がらせや脅迫メールを送っていた。その上、今回の犯罪を実行する事をほのめかす事も書いたのである。この事からも分かるように容疑者は深刻さは未だ分からないもののネットにのめりこんでいた。
このネットにのめりこむことの恐ろしさはフジテレビ系列で毎週水曜日にやっているバラエティー番組『ほんまでっか!?TV』で7日の放送分で取り上げていた。そこでここからは番組に出演していた評論家が紹介した情報を列挙することにする。
(尚、カッコ内の人物名は番組に出演し紹介した評論家です)
・コンピューターを使いすぎると脳が退化する (教育評論家:小木直樹)
・ネット中毒者は社会性が減り、攻撃性が増す (脳科学評論家:沢口俊之)
・現在人が最も抑えきれない欲望はSNS (経済評論家:門倉貴志)
・位置情報がストーカーに利用される事も (軍事評論家:テレンス・リー)
・重度のネット中毒者は隔離治療が必要 (脳科学評論家:沢口俊之)
・ネットで相手の反応が思い通りにならないと攻撃性が増す
(環境評論家:武田邦彦)
・一日ネットに触れないとイライラ・攻撃的・不眠は中毒初期
(脳科学評論家:沢口俊之)
・SNSに一言書き込んだだけで個人情報が特定される
(ネットセキュリティ評論家:園田道夫)
ご覧の通り、ネットそのものが生活の一部になってしまっている為に現代の我々は特にのめり込み易くなってしまっている。このネットの暗黒面は以前のコラム『今の捜査方法でネットの闇に光を当てることができるか』でも一部取り上げたがアメブロでもこんなコラムを書いた。
オンラインゲーム考(Neutralizer)
このタイトルをつけた理由は最近、私の弟達がよくオンラインゲームをやっているのを見るからであり、興味がわいてきたからである。とはいっても私はまだやろうという気になれない。夢中になるあまり、家に閉じこもりになりがちになることを恐れているからである。
(新生活日記 Neutralizerの移ろい行く日々 2007.9.7付けより引用)
電子無法社会
名古屋で24日に起こった殺人事件(名古屋闇サイト殺人事件)は正に電子無法社会の一面を表しているといえる。この事件の犯人達は金銭欲しさが動機だったが、私が注目したのは彼らがネット(それも携帯電話の『闇の職安』というサイト)を利用して、知り合ったことである。本来ならば禁止されるべきサイトが堂々とネット内でまかり通っているし、平然と利用している人もいる。
悪質行為さえも娯楽なのか
通行人突き飛ばす映像をネットに 少年逮捕
(新生活日記 Neutralizerの移ろい行く日々 2009.11.21付けより引用)
アメリカにおけるネットいじめの実態
今日のフジテレビ系列の報道番組『とくダネ』でアメリカで起こっているネットいじめ(サイバーブリー)の実態を特集していた。
我々はこのコンピューターという物で生活をより快適にしてきた。しかし、逆に人同士での付き合いをする必要を薄れさせ、コンピューターを通して人が他人と付き合うようになった。それ故、万能感やコンピューター任せの思考になってしまい、社会性までもが失われつつある。それはまさに弱肉強食の中で生きてきた原始人に先祖返りすることではないか。今、私自身もこうしてパソコンに向き合っているがある程度距離を置くようにしている。我々現代人はまず自分が『人間』という生物を自覚し、そこから人同士の面と向かった付き合いをするべきである。
因みにコンピューター中心の生活が直接的な原因とまでは考えてないが尼崎市で起こった連続監禁暴行事件に関しても被告達の社会性の低下が一因と私は見ている。過去に起こった監禁事件にしても現代社会で機械に囲まれている生活が歪んだ万能感を生み、他人を簡単に支配できると思わせたのではないだろうか・・・。
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