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 我々は日本という『比較的』平和な国で安寧に過ごしています。  しかし、本当にその状態に満足しているだけでいいのでしょうか?この疑問を持ちつつ、あらゆる事項に物申していきます。
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自公で320議席超獲得、民主大敗・維新は第3党に


[東京 17日 ロイター] 16日に投開票が行われた第46回衆議院選挙で、自民党が連立相手の公明党と合わせて320議席超を獲得、圧倒的勝利で政権を奪還することとなった。

民主党は選挙前の4分の1程度の50議席台に落ち込む大敗。自民党は直ちに公明党と連立協議に入り、特別国会での首相指名選挙を経て、自公政権が誕生する。野田佳彦首相は惨敗の責任を取り、党代表を辞任する。

<自公で圧倒的多数、「ねじれ」が事実上解消>

3年3カ月におよぶ民主党の政権運営を問う選挙となったが、自民が単独で290を超す議席を獲得。公明党と合わせて全議席の3分の2となる320議席超を獲得した。憲法改正の発議や参議院で否決された法案の衆議院での再可決に必要な「圧倒的多数」を有することになる。圧倒的多数の議席があれば、民主党が第一党である参議院が否決した法案を再可決できるため、法律、予算などの審議で、衆参のねじれ現象は事実上解消する。ただ、国会同意人事は衆参それぞれの可決が必要で、衆議院の優越権は認められない。

自民党の安倍晋三総裁は、選挙結果について「円高を是正して経済を再生するという主張に一定の評価が得られた」とした上で、政権を担うことになったらまず景気回復、デフレ脱却へ責任を果たしていきたいとの考えを示した。野田首相は会見で「(3年前の)政権交代の熱い思いにこたえることができなかった。厳しい評価が下された」と語った。

民主党は選挙前の230議席の4分の1近くまで議席数を減らした。日本維新の会は比例区で第2党となるなど議席を伸ばし、50議席以上を獲得、自民、民主に次ぐ第3党となる見通し。

新しい政権は自民、公明の連立政権になる。自民党の安倍総裁は「自民・公明で連立政権を作っていく」と明言。他の政党とは「政策ごとに、理念・政策が一致する党に協力をお願いしていきたい」と述べ、政策ごとの連携を図る考えを強調している。

<株高・円安継続か、財政問題には懸念>


自民党大勝について市場では、安定政権を好感し株高・円安を予想する声が上がる一方、積極財政への懸念の声が聞かれた。

中西文行・SMBCフレンド証券投資情報部部長は「年末ラリーで日経平均は9800円―1万円を試すことになりそうだ。政策に絡むインフラ関連、防衛関連のほか、円安進展と自由貿易の促進期待で国際優良株が物色対象になる」と一段高を予想。ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの村田雅志シニア通貨ストラテジストは「自民・公明両党で定数の3分の2に当たる320議席を上回れば、海外勢にとってもサプライズと受け止められる可能性が高い。ドル/円は再び上昇するだろう」と見通した。

一方、円債市場では「来夏の参院選に向けて、補正予算大型化の議論が高まりやすいだろう。債券市場にとって日銀の緩和強化は短期的にプラス要因だが、補正予算の大型化などリフレ色が強い政策運営となれば、不安定な流れを強める要因にもなりかねない」(みずほ証券・チーフ債券ストラテジスト 三浦哲也氏)との指摘が聞かれた。

ニッセイ基礎研究所チーフエコノミストの櫨浩一氏も「積極財政等の経済政策が推し進められ、2013年度はそれなりに景気は良くなるだろう。問題はそれが2014年度以降につながるかどうかだ。デフレを脱却する前に財政出動や超金融緩和政策の副作用で長期金利が上昇してしまうリスクは排除できない」など、積極財政への懸念の声が上がっている。

(ロイターニュース 石田仁志 吉川 裕子:編集 吉瀬邦彦)

ロイターニュース 2012.12.17付けより引用)




衆院選:自民圧勝 理性的な外交を−−新華社論評


 【北京・工藤哲】中国国営新華社通信(英語版)は16日夜、自民党の政権奪還が確実となった衆院選を受けて論評記事を配信し、尖閣諸島を巡る問題を念頭に「隣人のイメージを変える機会だ。新指導者は理性的な外交政策を取るべきだ」とし、日中関係改善の契機とするよう安倍晋三自民党総裁に求めた。

 韓国メディアも結果を論評。「日本の右傾化が進む」との警戒感の一方、聯合ニュースは、公明党が「右傾化」を警戒しており、「憂慮するほど日韓関係は悪化しないだろう」との見方を伝えた。

(毎日新聞 2012.12.17付けより引用)
 

今回の選挙はご存知の通り、有権者の大半が民主から自民に鞍替えしただけという結果に終わってしまった。しかも今回の選挙の投票率は約56%という国民の半数が行かなかったという事実の中での結果だった。
 しかも今回『棚ぼた勝利』した自民党の公約は皆さんご存知の通り、『自衛隊』を『国防軍』に『格下げ』するとか『憲法改悪』といった勇ましいだけのものばかり。我が親友だけでなく井上静氏、村野瀬玲奈女史などの良識ある方々も呆れたり憤慨したりするのも当然である。やはり、以前書いたアメブロでのコラムどおりになってしまっている。


元厚生官僚連続殺人事件と昭和初期

 一昨日、元厚生官僚二人を殺害したと一人の男が出頭してきた。動機に関して犯人は『30年前に殺されたペットの恨み』と各テレビ局にもメールを出しているが後から付け足したようなものらしいので動機はまだ謎のままだ。また、彼が刑務所に連行される時、右翼系の政治団体が宣伝車で彼の行動を褒めていた。
 
 この事件といい今の不況といい、 私は今が昭和初期に似ていると感じている。あの時も第一次大戦時の好景気が陰りを見せていて、その上時の首相であった浜口雄幸の失政により世界恐慌の影響をもろに受けてしまった。丁度その頃に文豪:芥川龍之介が『ぼんやりとした不安』を理由に自殺し、農村でも貧困に喘いで『娘の身売り』が行われ、都会でも殺人事件が多く起こった。これを今と比べるとなんと似ていることか、まさに『歴史は繰り返す』である。
 政治状況にしてもそうだ、昭和初期の政治も腐敗を極めていたし今にしても『アホー』太郎に限らず政治家や自衛隊の上層部にいる人間が突拍子な言葉を連発して顰蹙をかったり、官僚が余計なところで無駄金(それも国税で)使っているのだ。こうなれば、後はまた昔と同じように戦争へまっしぐらとなりうる可能性も否定できない。もう軍国主義になってからでは遅いのだ。

(新生活日記 Neutralizerの移ろい行く日々 2008.11.24付けより引用)

 まさしく『衆愚政治』この一言に尽きる、だが怯んでも諦めてもいけない。それでもこの国は『今、自分達が住んでいる住処』だからだ。ちょっと右寄り的なことを言うが(誤解のないように先に言わせてもらう、私は右でも左でもない)我々の住処を快適に出来るのは我々自身に他ならないのだ。

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