洋上視察へ21隻 国会議員ら150人出発
【宮古・八重山】国会議員でつくる「日本の領土を守るため行動する議員連盟」(会長・山谷えり子参院議員)のメンバーや漁業者ら約150人が18日夜、尖閣諸島の視察や漁業活動を目的に、21隻の漁船に分乗して石垣市・宮古島市・与那国町を出港した=写真。以前から予定されていた。上陸はしない。国の実効支配をアピールする狙い。
一行は、国会議員8人、石垣市議1人のほか、保守系政治団体メンバー、3市町の漁業者ら。19日朝、魚釣島周辺で合流し、視察や漁業を行う。「尖閣列島戦時遭難事件」の遭難者慰霊祭も行う予定だが、同遭難者遺族会(石垣市)は、慰霊祭に関知していないという。
山谷会長は出発前、報道陣を前に中国活動家の尖閣上陸に触れ、「政府は毅然(きぜん)として領土を守る態勢をつくり上げてほしい。警備レベルを上げることが大事だ」と述べた。
(沖縄タイムス 2012年8月19日付けより引用)
あの中国側の活動家達による尖閣諸島上陸への対抗策がこれほど幼稚な行動とは呆れ果てる上に情けなく感じる。
先日、竹島問題についても触れたが戦争責任問題を最優先して解決しない限り、領土問題すら解決できやしない。にもかかわらずそれを先送りし、歴史の風化に任せて目の前に起こっている事にしか目を向けない人間の何と多いことか。それで『領土を守る』とは片腹痛い。
それに地球上の地上全体に支配者はいるのか?この一番基本的な疑問を日中双方いや世界中の人々が忘れ去っていやしまいか。この地球上に人間だけがいるわけではない、犬・猫などの哺乳類を含む脊椎動物、昆虫のような無脊椎動物、果ては細菌やウィルスなどの目視できない生命体もいる。この誰もが『当たり前』だと感じている基本的な事実を人間同士のこととなると『当たり前』の事実が吹っ飛んでしまう。この本末転倒な我々人間の行為を我々は頭の片隅にでもいいから意識しておかなければならない。
ここでコメントの回答をさせていただきます。
神戸俊樹様
早速のコメントありがとうございます。韓国を『品のない国』とは言ったものです、尤も我が国も他国の事を言えたものでもありませんがね。今回のコラムでも書きましたが領土問題はそもそも『地球は人間のもの』という前提があるわけです。それが政界、もしくは外交となるとどうしてその前提を意識しなくなるのでしょうか?無論、歴史的問題とか経済的問題が絡んでくるのは分かるのですが…。
PR