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 我々は日本という『比較的』平和な国で安寧に過ごしています。  しかし、本当にその状態に満足しているだけでいいのでしょうか?この疑問を持ちつつ、あらゆる事項に物申していきます。
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選挙:静岡県知事選 川勝知事再選 「これで意思示せる」 浜岡投票反対、自民系は完敗

16日投開票の静岡県知事選で、中部電力浜岡原発再稼働の是非について「住民判断を仰ぐ」と明言してきた無所属現職の川勝平太氏(64)が再選を果たした。自民が支持する無所属新人はトリプルスコアで敗れ、「主権者が意思表示できる機会に一歩近づいた」との声が上がった。

 午後8時過ぎ、早々と当選確実の連絡が入ると、川勝氏は静岡市内のホテルで支持者約200人と万歳三唱した。浜岡原発については「安全性チェックに向こう3〜4年はかかる。住民の判断力が上がるよう情報提供していきたい」と述べた。

 圧勝した川勝氏だが、県民投票実施には県議会(定数69)という大きなハードルが待ち構える。自民会派は過半数の36議席を占め、昨年10月、市民団体の直接請求で提出された県民投票条例案に反対した。県連幹部は「現時点で再提出されても反対する」と述べた。

 一方、県民投票条例案を昨年直接請求した市民グループの後継団体「ネットワーク県民投票」(静岡市)の久保田誠司事務局長は選挙結果を受けて「県民の思いを議会は受け止めてほしい」と語った。

 町村レベルでは1996年に新潟県巻(まき)町(現新潟市西蒲(にしかん)区)、2001年に同県刈羽(かりわ)村と三重県海山町(現紀北町)で原発関連の住民投票が行われた。巻町で実施した笹口孝明元町長は「住民投票を行うことが決まれば賛否双方が講演会や勉強会を開き、専門性の高い分野でも県民が十分な情報にアクセスできるようになる」と意義を語った。【樋口淳也、荒木涼子、平塚雄太】

◇浜岡早期再稼働「姿勢変わらず」−−中部電力

 中部電力は、浜岡原発の早期再稼働に理解を求める姿勢について、川勝氏の再選後も「何ら変わらない」としている。

 川勝氏は安倍首相と国家観が近いとみられることから、中電内には「安倍政権がエネルギー政策で原発を明確に位置づければ、川勝氏は再稼働に反対はしないはず」との期待がある。

 一方で「川勝氏はもともと政党色が薄く、スタンスは読み切れない」と慎重な見方もある。【和田憲二】

(毎日新聞 2013.6.17付けより引用)

静岡知事選で川勝平太氏が再選

静岡県知事選は16日、投開票され、無所属現職の川勝平太氏(64)が、無所属新人の元多摩大教授広瀬一郎氏(57)=自民党県連推薦=と共産党新人の党県副委員長島津幸広氏(56)の2新人を大差で破り再選を果たした。投票率は49・49%で、前回61・06%を11・57ポイント下回った。

 中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働や住民投票の是非、南海トラフ巨大地震に備えた防災対策など県政課題は多かったが、候補間に政策の大きな対立がなかった。

 川勝氏は浜岡再稼働の是非を「住民投票で問いたい」と抱負を述べた。選挙戦では地震対策、富士山の世界文化遺産登録に向けた取り組みなど一期目の実績を強調。「特定の党派のための県政でなく、県民のための県政を行う」と訴え、政党や団体の推薦を受けず、党派を超えた選挙戦を展開。本来は政権与党を支持する財界が川勝氏を支援し、自民・民主党などの政党支持層だけでなく、支持なし層からも幅広い支持を集めた。

 自民党県連が擁立した広瀬氏は立候補表明が4月初旬と出遅れた。安倍内閣と自民党の高支持率を背景に「県政と国政のねじれを解消する」と訴えたが、党本部が推薦でなく支持にとどまり、推薦を得た農協の一部も自主投票に回るなど自民党支持層を十分に固めることができなかった。

 島津氏は「浜岡原発は再稼働を許さず、即時廃炉にする」と浜岡廃炉を前面に押し出したが、共産党支持層もまとめられなかった。

  ◇静岡県知事選最終結果

川勝平太 1、080、609

広瀬一郎   345、617

島津幸広    61、980



【社説】

原発や津波の不安から逃れたい-。静岡県民そして国民共通の願いに違いない。この人なら実行してくれると、川勝平太知事は党派を超えて支持された。その重い責任をまずかみしめてもらいたい。

 二期目の川勝県政は、前例のない重責を担うことになるだろう。

 南海トラフの巨大地震は予知できない。防災、減災、事前の備えがますます重要視されている。

 地震、そして大津波への防災はどこまで強化できるのか。

 巨大地震への備えと原発の安全対策は不可分だ。

 東海地震の想定震源域にあり、政府の要請を受けて停止中の中部電力浜岡原発(御前崎市)をどうするか。三百七十万県民の生命と安全だけでなく、この国全体の方向にもかかわる重大な決断を迫られることになる。

 選挙中の本紙の世論調査では、「景気・雇用」を重視すると答えた有権者が最も多く、二番目に「医療・福祉」で「防災」「原発・エネルギー」を大きく上回った。

 だが生命、安全はすべての基盤であり、地震・津波と原発の複合災害は、雇用も福祉も根こそぎ奪い去る。3・11を目の当たりにした誰もが、それを忘れたはずもない。

 津波対策工事の終了が、二〇一三年末から一五年三月に延び、浜岡再稼働は物理的に遠のいた。選挙戦でも再稼働に関する議論は低調だった。

 しかし、安倍政権による追い風の中で、中電側は再稼働申請の意欲を強めている。川勝氏が決断を迫られる日は遠くない。

 県や地元御前崎市が、中電と結ぶ安全協定にも、原子炉規制法にも、再稼働に知事の同意が必要との規定はない。だが、最後の判断は知事に委ねられるだろう。

 川勝知事は、県民投票で意見を聞くという。そうなれば結局は、再稼働の可否を県民自身で決めることになる。他地域への影響もあることだ。県民自らが負う責任も軽くはない。

 霞が関には、地方を守り抜く力がない。これも3・11が残した貴重な教訓だ。津波の受け止め方にせよ、避難誘導のあり方にせよ、政府のメニューに頼るだけでは郷土を守れない。地域の実情に即したきめ細かい対策が欠かせない。

 知事はよく県民の声を聞き、県民はよく声を上げ、お互いの理解と協力の中から安全安心の地域を築く。自治の絆を強く結び直すべき時である。

(選挙記事・社説共に中日新聞 2013.6.17付けより引用)

先々週の16日、私が住む静岡県で県知事選挙が行われ、上記の通り川勝平太現知事が再選を果たす結果となった。
 だがこの選挙は結局『長いものに巻かれろ』的なものに過ぎず、投票率も50%に満たなかった。『党派を超えて支持された』ともあるが私から言わせれば適当に投票した人が多かったからとしか考えられない。(無論、それなりのしっかりした考えをもって投票した人もいたことは確かだが)
 それと同じ事が次の週に行われた東京都議員選でも同じ事である。


国民は、バカ都民の二の舞になるな~東京都議選・自公が圧勝!

 23日投開票された東京都議会議員選挙で、自民、公明両党が全員当選(自民59人、公明23人)し圧勝した。民主党は惨敗し、共産党を下回る第4党に転落。みんなの党が1議席から7議席に躍進、日本維新の会は現有議席を減らし2議席にとどまった。

 各党が7月の参院議員選挙の前哨戦と位置づけた首都の大型選挙だったのに、過去2番目の低投票率で、前回を10ポイント以上下回る43.50%となった。人数で言えば、前回に比べて約100万人が投票に行かなくなり、棄権が過半数にのぼった。
 民主党に愛想が尽きたと言っても、棄権は、政治の現状への「異議申し立て」には絶対にならない、単なる選挙権の放棄に過ぎないことを肝に銘じるべきだ!!東京都の有権者は、選挙権を行使するに当たって、我がことはもちろん、子や孫、将来の世代に対して、どれだけ真剣に考えて投票に臨んだのだろうか!!

img.jpg 都議選は、直接には東京都という地方自治体の問題が問われる選挙だが、「アベノミクス」と言われる経済政策、雇用、格差、社会保障、消費税、憲法改正、慰安婦発言など、各政党の基本姿勢も問われていた。
 日本国憲法は、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」「国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」と前文で謳っている。厳粛な信託を放棄するような主権者であっていいのか!

 この10年間、国民はどのような針路を政治に求めてきたのか。2001年の小泉ブームに始まって、民主党ブームによる政権交代、そして昨年12月の安倍自民党ブームと、その後の「アベノミクス」バブル。小選挙区制度を背景にした「振り子現象」があるとはいえ、国民は安易にブームに乗りすぎではないか。

 都議選では、民主党が約160万票減らした一方、自民党は、約18万票増やしただけである。獲得議席数の圧勝ぶりと違って、支持者が戻ったわけではない。低投票率が影響し、完勝した公明党も、議席を倍増した共産党も得票数を減らしている。第3極争いでは、都議選と同じ結果になるとは限らない。共産党も議席倍増に浮かれている場合ではない。低投票率と組織票、慰安婦問題での維新の自滅などが追い風になったが、マスコミ各社の出口調査では、無党派層の動向は、みんなの党が共産党を上回ったとする調査結果もある。地方では、都市部と違って共産党の支持基盤が概して弱い。どこが抜け出すかは、これからの有権者の選択にかかっている。
 東京都民は、任期途中で都政を投げ出した石原慎太郎氏(日本維新の会共同代表)を4回も都知事に選び、約13年間も野放しにしてきた。今回の都議選では、石原与党だった自民・公明両党を完勝させ、有権者の半数は投票さえ放棄した!

 いよいよ、参議院選挙だ。国民は、この東京都民のバカぶりの二の舞を演じてはならない!

【山本 弘之】
(NET IBNEWS 2013.6.25付けより引用)

【社説】 

東京都議選 自民への支持は本物か

第二次安倍内閣発足後初の大型選挙となった東京都議選は、自民党が第一党に返り咲いた。一カ月後には参院選も控える。自民党への支持は本物か。

 都議選は言うまでもなく都政を議論する都議会の議員を選ぶ選挙だ。各候補者は暮らしにより近い政策に関する公約を掲げ、有権者の判断に委ねるのが筋である。

 しかし、そうなっていないのが現実だろう。東京は日本の首都であり、有権者数は一千万人を超える。直後には国政選挙があることが多い。願わくば都議選に勝ち、国政選挙に弾みをつけたい。国政を担う各政党の、そんな思惑から逃れられない運命を背負う。

◆準国政選挙を掲げ

 今回も例外ではなかった。

 特に六年前、首相の座を一度退いた安倍晋三首相は都議選を「準国政選挙」と位置付けた。

 都議選と、それに続く参院選で勝って、六年前の参院選で自らが招いた国会の「ねじれ」状態を解消しなければ、「死んでも死にきれない」とまで言い切った。

 告示前と投票日前の週末には、都内の合わせて三十カ所近くで街頭演説に立つ熱の入れようだ。

 自民党は四年前の麻生太郎内閣当時、都議選で第一党の座を民主党に譲る敗北を喫し、直後の衆院選で惨敗、政権から転落した。その記憶が生々しく残るのだろう。

 必勝を期す首相が訴えたのは都政が直面する課題ではなく、デフレ脱却のための経済政策だった。

 共同通信が六月二十二、二十三両日に行った全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は65・6%と高水準を維持している。投票先を判断する際に重視する課題は「景気や雇用など経済政策」(35・4%)が最も多かった。

 有権者の関心が高い経済政策を重点的に訴え、都議選を勝ち抜く選挙戦術だったようだ。

◆敵失が支える勝利

 自民党が都議選で第一党に返り咲き、第二党の公明党と合わせて過半数を確保したのは、首相率いる自民党が、政権に返り咲いた昨年十二月の衆院選以来の勢いを維持し、経済優先の政策も有権者の支持を得ているためなのだろう。

 首相は持論とする憲法改正や集団的自衛権の行使容認などの「タカ派」的政策を、ときおり地金が出るものの、極力抑えているように見える。そうした「安全運転」の政権運営が、有権者の支持をつなぎ留めている一因と言える。

 ただ、衆院選に続き、都議選でも見られた自民党への支持回帰が本物かどうか、見極めるにはまだ時間が必要ではないか。自民党の強みとされてきた地方では依然、苦戦が続いているからだ。

 今年に入って行われた静岡県、名古屋、さいたま両市など主要な首長選では自民党推薦候補が敗れた。千葉市長選では候補擁立すらできなかった。

 これは、自民党に代わり得る受け皿があれば、有権者の支持が流れることを意味してはいないか。

 自民党の都議選での復調は、民主党への根強い不信や、日本維新の会など第三極の力不足という「敵失」に支えられていると言ってもいい。この構図は、昨年の衆院選と全く変わっていない。

 前回、五十四議席を獲得して第一党に躍進した民主党は今回、十五議席しか得られず、共産党に次ぐ第四党に転落する惨敗だ。海江田万里代表ら党幹部が応援に駆け巡ったが、党への信頼を回復するには至らなかった。

 逆風の今、漫然と政権を批判するだけでは、有権者の心を再びつかむことは難しい。

 初めての都議選に挑んだ日本維新の会は、橋下徹共同代表(大阪市長)の従軍慰安婦をめぐる発言が勢いをそいだことは否めない。

 橋下代表が応援演説に駆けつけても自らの発言の釈明から始めざるを得ないのでは迫力を欠く。慰安婦発言を受け、みんなの党は参院選での選挙協力を解消した。

 みんなの党は躍進したが、自民党の受け皿となるべき第三極が割れては自民党を利するだけだ。官僚が支配する統治機構の改革を目指すのなら、協力できる勢力とは協力する謙虚な姿勢が必要だ。

◆投票に行ってこそ

 都議選の投票率は前回より10ポイント以上減った。昨年の都知事選で四百万票以上集めた猪瀬直樹知事人気の前に都議会がほぼ「オール与党化」し、各党政策の違いが見えにくくなったことも一因だろう。

 それは政党の責任放棄ではあるのだが、有権者はそれに惑わされてはならない。公約を吟味し、自らの考えに近いよりましな候補者を選ぶ。政治を、暮らしを、少しでもよくするには、その地道な作業を我慢強くくり返すしかない。

 都政であれ国政であれ、投票しなければ何も変わらない。その当たり前とも言える教訓を、参院選を前にあらためて胸に刻みたい。

 

(東京新聞 2013.6.24付けより引用)

結局、有権者の中には政治への『諦め感情』や『政治との距離感』で投票したに過ぎなかった人が多かったと私は見ている。その点を指摘したブログのコラムとそのコラムに対してコメントを引用させていただく。


多数派や与党に投じられる票こそが「死票」である


その場限りの口約束とつじつま合わせの繰り返し。政策全体に一貫性がなく、選挙での公約が簡単に反故にされる。ひたすら国民への負担増と行政サービスの削減。そして、政界や省庁で税金の山分け。...このような政治はやめてほしいと願っている人が大勢いるはずです。まさにそれが自民党政治です。

しかし、そのように願っているはずの多くの人が票を投じてきた政党の多くが、自民、維新、民主、公明、生活、みんな、などでした。自分の票が「死票になるのがいやだから」という理由で少しでも大きい政党に投票した人も多かったはずです。そして、実際に、今あげた政党は今までに与党経験があり、多くの人が彼らに票を託した結果彼らは与党として日本の政治を行なってきました。その結果、どうなったでしょうか。多くの人がやめてほしいと願っている政策も多数強行されてきたのです。ひたすら国民への負担増と行政サービスの削減。そして、政界や省庁で税金の山分け。これです。

このような自己中心的な、ただの負担増という暴力に反対するための意思表示は、すでに死語となった「第三極(笑)」に投票することでもなく棄権することでもなく、はたまた自民に投票することでもありません。ただの負担増という暴力に反対するための意思表示は、共産党に投票することによってしかなしえないと考えます。

共産党は支持できるようなことをやっていないから投票できない?いえ、共産党以外の政党が今まで与党として政治を続けてきて、国民の不満はたまりにたまっているではありませんか。その不満を選挙で表現するために、どうしてその不満の原因となっている政党に投票するのでしょうか?

共産党は支持できないことも主張している?いえ、共産党以外の政党は、あなたの支持することしか実行してこなかったのでしょうか?そんなことはありませんね。今の日本の政治に不満を持っている人がこれほどいるのですから、あなたが投票した政党はあなたの支持しないこともしてきたはずです。

共産党に投票しても死票になる?いえ、共産党に積極的に「死票」を投じるべきなのです。

いえ、むしろ、私はこう思います。『自民や維新や公明や民主や生活やみんなに票を投じることこそが「死票」になる』と。なぜなら、これらの党の議員だけ増えても、彼らの間だけのなれあい質疑で国会審議が無駄に消費されるだけだからです。議論が深まるのは、反対の立場からなされる鋭い質問によってだけです。逆に、与党に投じられる票は国会での議論を深めません。多数派や与党に投じられる票こそが死票となっているのです。

今の政治に不満のある人は、どの党を「支持」するかどうかで投票先を決めるのではなく、今の政治への不満という自分の意思を表明するためにはどの政党に投票するのが明瞭であるかを考えて投票すべきではないでしょうか。そう考えたら、自民、維新、民主、公明、生活、みんな、以外の政党や候補者に票を投じることの意味がわかると思います。

同じ死票なら、現政権の暴力政治に明瞭に反対していることがわかる死票を投じるべきだと思います。

[19344] 巻き込まないで

近頃の安倍氏の発言とか自民の政策とか見ていると、それでも尚、この党に入れたいという人がいたら(特に富裕層とかエリートとかでなく、庶民で入れたいという人がいたら)、何が哀しくてここに入れたいのかと思います。まさか「集団自殺の衝動」にかられているのだとは思いませんが、もしそうなら、巻き込まないでいただきたい。

  • 2013-06-13
  •  
  • 投稿者 : 黒曜石

[19345] なるほど

非常に面白い視点ですね。 

昨年の12月の衆議院議員選挙当日にあったテレビの速報番組で、私が一番印象に残っている映像と言えば、野田前首相の敗北宣言でもなく、維新の会の高圧的な会見でもありませんでした。 

それは、民法の放送局が見事当選した(確か)中国地方の自民党候補者の選挙戦をVTRで振り返るものでした。 

そのVTR中で特に印象に残っているのが、農家の中年の女性です。彼女は、特にTPPに対して強い反対の意見を表明していました。彼女の思いはすごく真っ当だと、みている私にも感じさせるものがありました。 

ところが、あろうことか彼女は自民党の候補者を支持するというのです。その理由は「安倍さんを近くで止められるのはこの議員しかいない」というものでした。 
つまり、彼女はあの時点で、安倍晋三が首相になったらTPPに参加する可能性があると認識していたのです。その上で、それを阻止するために自民党候補に投票した事になります。実際、映像の中でこの自民党候補者が彼女の住宅の近くに来た時に、彼女は自ら握手をしに行って「安倍さんを止めてね」と声をかけていました。 

その議員は当選し、彼女の票は国政につながりました。その番組では結果を知った彼女の姿は映っていませんでした。生番組でしたし当然です。きっと喜んでいたでしょう。ホットしたでしょう。TPPは阻止できると…。 


わたしは、可能なら彼女に会って村野瀬さんのこの記事を紹介したいです。そうすればハッキリと分かるはずですから。“自分の票が『死票』になっている”という事を。 

そしてこう勧めるでしょう、「参議院選挙では日本共産党に投票してはどうか。同じ死票でもその方がハッキリとした意思表明になりますよ」と…。きっと今なら分かってくれると思います。

  • 2013-06-13
  •  
  • 投稿者 : hiroke

(村野瀬玲奈の秘書課広報室 2013.6.13付けより引用http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4429.html
、引用したコメントはコメントした黒曜石氏及びhiroke氏に著作権があります)


 このコメントに先立ち、引用先のブログ主に対して私は『自民党には投票しない』と断言して言葉どおりにした。そして来月21日に行われる参院選でもこの言葉を貫く。黒曜石氏の言う『集団自殺の衝動』や『諦め感情』に負けないためにも。有権者達もいくら政治と自分達がかけ離れているもしくは政治家が自分達の声を聴いてくれないからと言って諦めるよりは自分の声が政治に反映させてもらえるようにするためにも参院選で白票もしくは棄権せずに自分の考えで投票に行くようにと口を酸っぱくしてでも声を大にして言わせてもらう。自分達の意思表示が未来を左右するのだから。
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